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公正証書のメリット

公正証書を作成することのメリットは大きくわけて次の4つがあります。結局のところ、契約の内容を実現するための保険のようなものと考えるとわかりやすいかもしれません。

裁判を起こさなくても、財産を差押えることができる!

契約の相手方が、契約どおりに債務を履行(お金を支払うなど)しないとなった場合、強制執行といって、相手方のお給料や不動産といった財産を差し押さえ、そこから回収をするという方法があります。

この強制執行を行うためには、まず裁判を起こす必要があるため、時間がかかってしまうのですが、公正証書を作成しておけば、裁判を起こすことなく強制執行の手続きに入ることができるのです。

なお、裁判を起こすことなく、財産を差押えるためには、公正証書の中に「強制執行認諾約款」というものを入れておく必要があります。また、この約款を入れることができるのは、債務の内容が金銭の支払いである場合に限定されます。

内容を公証人がチェックしてくれる!

ご自身で契約書や遺言書を作成される場合、法律に違反した内容のものを作成してしまう恐れがあります。

その点、公正証書は、契約や遺言の内容について、法律のプロである公証人がチェックをした上で作成するものですので、法律にのっとった正しい内容のものを書面として残すことができます。

また、公証人がチェックした上で作った公正証書は、内容についても信憑性が非常に高く、後日トラブルが発生した場合でも、有力な証拠となります。

相手方に心理的なプレッシャーを与えることができる!

ただ単に契約書を交わすよりも、公証人という役職の人を介して書類を作成することで、契約の相手方にプレッシャーを与えることができます。

その結果、契約の相手方が自主的に債務を履行(お金を支払うことなど)する可能性が高くなると言えるでしょう。

紛失しても公証役場に原本があるので安心!

当事者間で契約書を交わしても紛失してしまって詳しい契約内容がわからない…これでは、当事者間でトラブルが発生する可能性があります。

その点、公正証書にしておけば、公証役場に原本がありますので、紛失した場合でも謄本を取得して、正確な契約内容を調べることができるので安心です。

公正証書とは?
  1. 公正証書が利用される場面
  2. 公正証書のメリット
  3. 公正証書が必ず必要となるケース
  4. 公正証書作成までの手順
  5. 公正証書はどこで作成できる?
  6. 公正証書作成にかかる費用
  7. 作成の際に準備するもの
  8. 当事務所へのご依頼について
お金の貸し借りを公正証書にする
  1. お金の貸し借りに関する契約
  2. 契約は書面できちんと残そう!
  3. 公正証書を作る際のポイント
離婚の協議を公正証書にする
  1. 離婚に関する協議
  2. 離婚協議書を公正証書にしよう!
  3. 公正証書を作る際のポイント
  4. 養育費不払いへの対策
  5. 離婚時の年金分割について
遺言を公正証書で残す
  1. 遺言を残す方法
  2. 遺言の種類
  3. 公正証書遺言のメリット
  4. 公正証書を作る際のポイント
婚約解消を公正証書にする
  1. 婚約解消をめぐる問題
  2. 婚約破棄に対する損害賠償
  3. 公正証書を作る際のポイント
任意後見契約は公正証書で
  1. 任意後見契約とは?
  2. 誰を後見人とするか?
  3. 後見が必要となった場合の手続き
  4. 公正証書を作成する際のポイント
公正証書作成にあたって
  1. 自分で公正証書を作成する場合
  2. 専門家に依頼をする方法
  3. 弁護士・司法書士に依頼するメリット
  1. 専門家リンク集
  2. 全国の公証役場一覧